「サビキ釣りをしたけどなかなか釣れなかった…」
「簡単と聞いて始めたけどなかなか釣れない」
「周りの人は釣れているのに自分はあまり釣れない」
そう思ったことはないでしょうか?
この記事では、サビキ釣りの基本や釣り方のコツを紹介します。
ぜひ、参考にしてサビキ釣りと楽しんでください。
サビキ釣りとは
アミエビやコマセなどの撒き餌をして魚を集め、サビキ(疑似餌の針)で釣る方法です。
アジやサバ、イワシなどの小魚を釣る釣りで、初心者や家族での釣り、女性にも人気の釣りです。
また、堤防や防波堤、海釣り公園から気軽にでき、一度に数匹釣れるのが魅力です。
釣れる魚は食卓でも人気が高く、釣りと料理の両方で楽しめるのも魅力の一つです。
サビキ釣りの基本
- 釣りの準備ができたら、カゴにアミエビを詰め込むようにしっかり入れ海に投入します。
- 仕掛けが海底に着底したら、糸が張るまでリールを巻き上げ、竿に仕掛けの重さが乗ったら50㎝〜1mほど竿で持ち上げます。
- そのままゆっくり竿を下げ海底に着底させ上がりを待ちます。反応があれば竿先にアタリがあるので巻き上げます。
- 10秒ほどでアタリがなければ②の動作から繰り返します。
釣れない原因
魚のいるタナ(魚がいる層)とサビキのタナがあっていない可能性があります。
例えば、魚が表層にいるのにサビキを海底付近まで沈めていると食いついてきません。
時間帯によってもタナが変わるためどのタナで釣れるのか探りながら釣りをしましょう。
また、仕掛けのサイズが合っていない可能性もあります。
小さいサイズしかいないのに、針が大きいと食いついてきません。せっかく時合いを逃してしまいます。
事前に釣れているサイズを釣具屋さんなどに確認して仕掛けを持っていきましょう。
サビキ釣りの道具
ロッド
3〜5mほどの万能竿や3号前後の磯竿が扱いやすいです。
また、場所によってはシーバスロッドやエギングロッドなどでも使用できます。
基本的に、足場の高さによって竿の長さを選ぶと良いでしょう。足場が低いと3m、高いと5mを選ぶのがセオリー。
魚が近くまで来ない時は、ウキを使い少し投げるやり方もあります。その場合は、4m以上の少し硬めの竿を使うことをおすすめします。
リール・糸
2500〜3000番のスピニングリールでロッドに適した物。
ナイロンラインの2〜4号を100mほど準備しましょう。
少し投げるなら150m巻いたら安心です。
仕掛け
- サビキ仕掛け(擬似バリがついた仕掛け)
- オモリ付きのカゴ
- エサ(アミエビ)
①サビキ仕掛け
アジ用やサバ用などたくさんの種類があります。
狙う魚や釣れているサイズに合わせて購入しましょう。
また、予備でワンランク小さいサイズを持っていくのもおすすめします。
サイズを小さくすると食いが良くなり釣果アップにつながります。

②オモリ付きカゴ
カゴタイプとフタ付きカゴなどいろいろ種類があります。
チューブタイプのエサを使う場合、何もついていないカゴがおすすめ。
冷凍エサを使う場合、パックンカゴがおすすめ。エサを入れる一手間がなくるので、効率が上がります。

③エサ(アミエビ)
冷凍ブロックタイプとチューブタイプがあります。
初心者やエサを触りたくない方はチューブタイプがおすすめ。触らずにカゴに入れることができ手が汚れません。
冷凍エサの場合、チューブタイプと比べ、集魚力があり魚が釣れやすくなります。
デメリットとしては、解凍するのに時間がかかるため釣行前日や数時間前から自然解凍しましょう。
また、準備するものも多く冷凍エサを入れるバケツや、カゴに入れるスプーンなどを用意する必要があります。

釣れない時の対処法
1.とにかくエサを撒く。
いつもよりも多めにカゴにエサを入れ、エサが無くなったらすぐにエサを補充して投入するようにしましょう。
単純に魚の群れがいなくなっているだけの可能性があるので魚の群れを集めるためにエサを撒きましょう。
2.魚のいるタナを見つける
魚がいるタナに合っていないと魚は釣れない。
底付近でアタリがない場合は、中層〜表層まで探り魚のいるタナを見つけるのは重要です。
アジは海底付近から中層にいることが多いので、サビキを底に沈めてゆっくり中層まで巻いて探りましょう。
サバやイワシなどは表層付近にいることが多いで、狙う魚によって探るタナを変えましょう。
3.針のサイズを変える
魚のサイズや活性に合わせて、針のサイズを変える。
マズメの時間帯は活性が一番上がるため、大きめの針でも食いついてきます。
しかし、日が上り活性が下がると大きい針では食いが悪くなる場合があります。
針のサイズを小さくし、魚のサイズや活性が下がった時でも口を使わせるものを使うのがおすすめ。
4.手前に寄ってこない場合
その日の状況によっては手前までこない場合があります。
そんな時は沖のポイントを狙う。
沖の潮通しのいいところや、魚礁があるところなど、変化があるポイントを狙ってみましょう。
変化がない場合は、サビキを同じポイントに投げて魚を集めましょう。
他のアングラーが足元しか狙ってなく、自分だけ爆釣!なんてこともあります。