「ブリキャスティングで掛けた瞬間に心の中でガッツポーツ!」
でも、次の瞬間にはバラして呆然…
そんな経験、あなたもありませんか?
この記事では、僕が実際にバラした失敗談を赤裸々に語りつつ、「次は絶対に獲る」ための具体的な教訓をわかりやすく共有します。
笑い話にして学べる内容だけを厳選しました。
気軽に読んでみてください。
初めてのブリキャスティング体験
ブリキャスティング自体が初めての船釣りで、朝から心臓がバクバクでした。
船のサイズはバスボートに比べてかなり大きく、こんな船に乗るのかとテンションが上がったのを覚えています。
その日は快晴で、水平線の向こうに広がる鳥山を目にした瞬間、「これがブリトップか!」と全身が震えるほど興奮しました。
鳥山の目の前に着いた瞬間、とにかく夢中でキャスト。
そして、数投目でまさかのヒット、食う瞬間丸見えのドッカンバイト炸裂!
ここからが地獄の始まりになるなんて…
今までバス釣りしかしたことなかったので、初めての引きにビビりすぎて腰が引けまくり。
ヘッピリ腰スタイルでブリとのファイト開始。
5分くらいしてなんとか手前まで寄せてこれました。(ちょっと時間かかりすぎか?)
ようやく魚影が見えてもう少しで初ブリとご対面できると思った瞬間ーー痛恨のフックアウト…。
何が起きたかわからず、ただ呆然と立ち尽くしているうちに、鳥山もなくなりました。
これが僕の「最初のブリトップ体験」です。

失敗の原因を振り返る
今思い返すと、初ヒットで焦りすぎていたのが一番の原因でした。
ブリの強烈な引きにも慣れておらず、完全に舐めていました。
バスをたくさん釣ってきたから、ブリも楽勝でしょ(笑)
しかも、「バスタックルに比べてこんないゴツいし秒で上がるでしょ!」なんて思っていたことを反省…
ドラグ設定も甘かったため、魚が突っ込むたびにドラグが出過ぎたことも原因だったと思います。
さらに、寄せてからのやり取りも雑で、魚影が見えた瞬間に気が抜けたと同時に糸のテンションが抜けていました。
結果、フックが外れてバラシ…
本来ならもっと落ちついて竿をしっかり曲げ、糸のテンションを抜かずにファイトしないといけませんでした。
その時は「早く取り込みたい!」「もうそこまで見えているから大丈夫」という気持ちになってしまいましたね。

学んだ教訓
あの時の悔しいバラしから学んだことは、とにかく「落ち着いてファイトする」こと。
焦ってもなんの特にもならず魚に主導権を与えるだけです。
なにより大事なのはドラグの調整。
魚が走った時にラインが出過ぎたり、逆に出ないとラインブレイクやフックアウトに繋がります。
出船前に必ずやることは、動かないものにルアーを引っ掛けて竿を曲げてドラグを調整することです。
どのくらいの力で引っ張ったらドラグが出るのか必ず確認する様にしています。
そして、次に大切なことは竿の反発力を利用すること。
竿をある程度立てると戻る力でブリがすんなり上がってきます。
注意することは、あまり竿を立てすぎると折れてしまうので45°より立てるのはやめましょう。
最後に大切なのは、決して焦らないこと。
魚影が見えるとつい慌ててしまいますが、そこで冷静さを失うと失敗につながります。
最後まで落ち着いてファイトを続けることが、キャッチへの近道です。
5. まとめ
始めてのブリキャスティングで味わった悔しいバラシは、今となっては最高の経験でした。
あの失敗があったからこそ、ドラグ調整や竿の反発を活かすこと、そして最後まで落ち着いてファイトする大切さを学べました。
釣りは成功だけじゃなく、失敗も含めて面白いもの。
同じ様にブリをバラした方も、その悔しさは必ず次の1匹に繋がります。
ブリキャスティングは、喜びも悔しさも全部まとめて楽しめる特別な釣りです。
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